皆さまこんにちは。
先日11月26日(土)に、本学北野講堂で毎年恒例のコンサートシリーズ2011が行われました。今年は3月の東日本大震災を受け「復興への祈りを込めて」と題して、長野県千曲市出身で、現在仙台フィルハーモニー管弦楽団のヴァイオリニストとしてご活躍の伊部祥子氏をお迎えして、ヴァイオリンリサイタルが開かれました。当日は秋晴れの中、たくさんのお客さまがご来場くださいました。
コンサート冒頭は、東日本大震災で亡くなられた方々への追悼の念を込めて「G線上のアリア」が演奏されました。そしてプログラム前半は「愛の挨拶」、「シシリエンヌ」、「タンゴ」、「タイスの瞑想曲」などのヴァイオリンの名曲が続きました。曲の合間には演奏者による曲目解説などのトークもあり、開演直後の張りつめた緊張が徐々に解れ、和やかな雰囲気に包まれていきました。その後、「アルビノーニのアダージョ」、「子守唄」(ヤルネフェルト)、長野県諏訪市出身の竹内邦光作曲「古謡」、「深い河」が演奏されました。
プログラム後半は、チャイコフスキー作曲「なつかしい土地の思い出」、ヴィニャフスキ作曲「華麗なるポロネーズ第1番」、モンティ作曲「チャルダッシュ」と重厚感のある曲目が続き、お客さまも惜しみなく拍手を送ってくださいました。
アンコールは「ロンドンデリーの歌」が演奏されました。この日は、会場で東日本大震災の義援金をお受付いたしましたが、コンサート前にもこの趣旨にご賛同してくださる方々が、本学まで義援金をお持ちくださったり、お送りくださいました。その総額は205、578円にもなりまして、11月29日に日本赤十字社東日本大震災義援金にお送りさせていただきました。この場をお借りしまして、温かいお気持ちをお寄せくださいました皆さまに、心より御礼申し上げます。また、このコンサート開催にあたりまして、たくさんの皆さまのご理解とご協力を賜りましたことを重ねて御礼申し上げます。私も祥子さんと演奏させていただく中で、お客様と心がひとつに重なったような、そのような一体感を感じることができて、とても幸せな気持ちになりました。音楽の持つ力の素晴らしさを改めて実感した、そのようなコンサートになりました。これもあのひととき会場で音楽を共有してくださった皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。
(幼児教育学科 平澤 節子)
