震災に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます

幼児教育学科の山口です。

 3月11日午後、東北・関東地方でM9.0という未曾有の大地震と津波による大災害が起こりました。

 またこれに続いて、長野県の栄村でも震度6強という強い地震が起こりました。

 今回の震災で亡くなられた方と行方不明の方を合わせると、今日(19日)の時点ですでに1万8000人を超え、40万人を超える被災者の方々が、今も避難所で生活しています。テレビから流れてくる映像は、毎日とても現実とは思えないような惨状を映し出しています。地震から1週間経った今日も、十分な支援物資がいまだ行きわたらないという現状を知るにつけ、家族や住むところを喪い、悲しみと寒さの中で凍えながら支援を待つ被災者の方々の苦しみはいかばかりかと胸が痛みます。

 このたびの震災で被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げますとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。遠く離れた地から支援できることは限られておりますが、今はただ一日も早い復興をお祈りするばかりです。

 

 このような状況の中ではありますが、本学では3月15日に卒業式を挙行いたしました。いくつかの大学で卒業式中止の決定がなされている中、なんとか卒業式を執り行うことができた本学は、誠に恵まれた環境にあるのだと思います。このことに感謝しながら、今回のブログ記事を認めようと思います。

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 卒業式当日は、多くの卒業生が振袖や袴姿。北野講堂や校門の前で友人たちとともに写真を撮り、学生生活最後の名残を惜しんでいました(写真左・中央)。晴れ着に身を包んだ卒業生の顔は、2年間の学業を無事に終えた自信と誇りに満ちているように見えました。

 小池明学長からは、卒業生に贈る言葉の前に、このたびの震災の被災者の方々へのお見舞いの言葉が述べられました。

 

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。2年間の短大生活は、 過ぎてみればあっという間だったことでしょう。しかし、この短大で学んだ知識は、きっとこれから一生皆さんを助けてくれるはずです。ハードスケジュールの中、挫けそうになりながらも、仲間と支え合いながら学び、数々の実習や試験を乗り越えた経験は、皆さんを2年前よりもずっとずっと強くしてくれたことでしょう。短期大学士の学位記を手にした今、自分の中にコツコツと積み重ねられてきた知識や技能の重さとともに、ひととのつながりがいかに大切であるかを、皆さんは実感しているのではないでしょうか。

  これから皆さんは社会に旅立ちます。これからも仕事の中で、困難に直面することがきっとあるでしょう。そんなとき、自分ひとりで悩むのではなく、ひとの力を上手に借りることが大切です。自分でなんとかしなきゃと焦らずに、いろいろな人に助けを求めてごらん。皆さんを見守り、応援し、手を差し伸べてくれる人がきっと近くにいるはずです。私たちも、ここから皆さんを見守っていますよ。DSCF0886.JPG

 最後になりましたが、心の底が温かくなるようなお話をひとつ。

 式典の前後に、学生自治会から今回の地震の被災者の方のために募金活動をしたいという申し出があり、急遽、募金箱を用意して来場されている方々に募金を呼びかけました。学生たちが、このたびの震災に心を痛め、自分たちに何かできることがないかと自発的に考えて、実際に行動に移したことに、私は深い感銘を受けました。

 そして、来場された卒業生や保護者の方、教員などが、少なくない額をすすんで募金してくださったことに、募金を呼びかけた自治会役員の学生自身も感動して、涙を浮かべていたとのこと。小さいかもしれませんが、こうした支援の輪が、どんどん広がっていくといいなと思った瞬間でした。集められた募金は、自治会が取りまとめて共同募金か日本赤十字社に送る予定だということです。

(幼児教育学科 山口美和)

 

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